サラリーマンポスト

サラリーマンのサラリーマンによるサラリーマンのためのブログを目指しています!

増加するクレジットカード不正利用への対策強化に向けて経済産業省が対策会議

経済産業省が主催した「クレジットカード・セキュリティ官民対策会議」が注目を集めています。この初会合では、クレジットカードの不正利用が過去最悪の水準であることが明らかにされ、事業者側の対策が焦点となりました。

過去5年間のクレジットカードの利用額と被害額から初めて算出された不正利用率は0.051%に達し、被害額は約540億円に上ります。さらに、不正利用が前年比で2割増加し、この10年で5倍に拡大したとの報告もあります。

特に、企業をかたる偽メールによる「フィッシング」によってクレジットカード情報が盗まれるケースが増加しています。23年の不正利用額のうち9割以上がこの手法によるものだそうです。

経産省はこの深刻な状況に対応し、2025年3月までにEC加盟店に対して「EMV―3Dセキュア」の導入を求めています。これにより、本人認証が強化され、不正利用の防止に向けた一歩が踏み出されることに期待されています。

 

クレカ不正対策を強化 官民初会合:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO79912570Z00C24A4EP0000/