サラリーマンポスト

サラリーマンのサラリーマンによるサラリーマンのためのブログを目指しています!

物価高、家賃も動かす 指数25年ぶり上昇

消費者物価指数(CPI)で賃貸住宅の家賃を示す指数が2023年に前年比0.1%上昇し、25年ぶりのプラスに。これは、都市部を中心に賃上げや資材高騰により住宅の維持費用が増加しているためです。契約更新時に家主が値上げを要請し、借り主も受け入れるケースが増えているという背景もあります。

購入に二の足

さらに、不動産市場では新築マンションの平均価格が28.8%上昇し、過去最高値を更新しています。これにより、賃貸市場への流入が増え、家賃を押し上げる要因となっています。過去25年間、家賃はずっと下落傾向にありましたが、ついにその流れが変わりつつあるようです。

米は伸び5%台

また、米国では家賃が急速に上昇しており、CPIベースで前年同月比5%台となっています。日本と比べて大幅に高い伸びを示しています。一方、日本では借地借家法により入居者が保護されており、契約更新時の値上げは借り手との交渉によって決まるため、上昇が緩やかですが、最近では増加傾向にあります。

まとめ

物価上昇が家賃にも波及し始めている現状を踏まえると、これからの家賃動向が注目されます。家賃の上昇は、消費者の生活費負担を増やすだけでなく、政府や日銀が目指す2%物価安定目標の達成にも影響を与える可能性があります。

 

物価高、家賃も動かす 指数25年ぶり上昇:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO79912210Z00C24A4EA2000/