• マイクロソフトが「マイクロソフト365」と「Teams（チームズ）」のセット販売を全世界で撤回する発表。
• 欧州での規制に対応し、世界的にセット販売を終了する方針を示す。
• マイクロソフトはこれまでセット販売でチームズを自社ソフトに組み込んで提供してきたが、競合他社の苦情やEUの競争法違反疑惑に対する調査を受け、この販売手法が問題視された。
• 今回の措置は、独占禁止法違反の訴訟や罰金を回避するために行われたものであり、IT大手による顧客囲い込みを防ぐ規制強化の動きに対応したもの。
• 欧州連合が新たな規制「デジタル市場法（DMA）」を始め、IT企業による自社ソフトの優遇を禁止。DMAの全面適用が始まり、今後はさらなる規制対象の拡大が予想される。
• 米国の司法省も反トラスト法に基づき、アップルなどのIT企業に対する調査を進めており、世界的な規制強化の流れが広がる可能性がある。
マイクロソフト、「チームズ」セット販売撤回：日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO79723300S4A400C2MM0000/
