さらひと雑記帳

仕事、介護、子育てに追われる50代のサラリーマンがchatGPTの助けも借りながら、日々の雑感や気になった情報などを綴っていきます。

介護の旅は続く:失意からの学びと感謝

昨年、私の父が帯状疱疹をきっかけに入院し、転院の末に脳梗塞で亡くなりました。入院から亡くなるまで3か月もかからず、私の心と頭はその速さに全く付いていけませんでした。父の入院以降、認知症の母は一人暮らしとなり、離れて住む兄弟二人で介護サービスの助けを借りながら、分担して介護をするようになっています。

私は会社以外の人付き合いがほとんどないため、本やネットで高齢者の医療や介護に関する様々な情報を収集し、介護について学ぶことになりました。今では、ウェブサイトで自動で表示されるおすすめが介護や老後に関するもので埋め尽くされるようになっています。

本やネットでは、介護に直面して戸惑う人、私よりももっと厳しい状況下で介護に取り組む人、介護の専門職の方々からの情報や体験談を通じて、多くの示唆を得ることができました。それぞれの生の声は、私に介護に対する新たな視点やアプローチの仕方を教えてくれています。

子育ての経験でも感じたことですが、各人の状況や環境は異なり、絶対的な正解は存在しません。介護においても同様であり、自分なりに情報を収集し、状況に応じて自分で判断するしなかないのだと理解しています。

まだまだ勉強中ですが、様々な方の発信に触れることで、自分なりの答えを見つけていきたいと思っています。ネット上だけではありますが、出会いのあった方々に感謝しながら、介護に関する知識や経験を通じて、勝手にですが心の交流もできたらすばらしい、と思ったりしています。

孫育て休暇、知っていましたか?

地方公務員向けの新たな制度「孫育て休暇」についての記事を目にしました。育児休暇は一般的になっていますが、今回の制度は孫の世話をするための休暇を提供するものです。

記事:孫育て休暇、地方公務員に広がる 郡山市は45人利用:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC1031T0Q3A211C2000000/

記事の内容は次のようなものでした

- 地方公務員向けの「孫育て休暇」が自治体で広がりつつあり、例えば福島県郡山市では45人が利用している。

- 孫を持つ職員向けに誕生時のサポートや育児、看病を理由に有給で取得できる制度が導入されており、公務員の定年延長に伴い、孫を持つシニア世代が増加することを見据えている。

- 神奈川県や岡山市などでも、孫を持つ職員向けの休暇制度が導入されつつあり、具体的な取り組みが進んでいる。

- 孫育て休暇の導入には好意的な反応があり、育児に協力しやすい環境を整えることで優秀な職員を維持することも目指している。

- 一方で、孫育て休暇には批判的な声もあり、行政の支援が必要であることが指摘されている。

- 子育て世帯にとって祖父母の支援は重要だが、すべての家庭が頼れるわけではないため、行政の支援が必要とされている。

- 「孫育て・ニッポン」の棒田明子理事長は、行政による幅広いサポートが必要であると訴えている。

私はこの制度については全く知らなかったですし、驚きました。記事を読むと、この制度には賛否両論があるようです。

確かに、孫育て休暇を活用できる人は限られるかもしれませんし、実際に利用されるケースも少ないかもしれません。しかし、それでも子育て世代の負担を減らす一環として、この制度が存在することは意義があると感じます。

特に、子育てに協力できる祖父母の存在があることは貴重です。多くの場合、祖父母が子育てに関わることで、親の負担が軽減されます。そのため、孫育て休暇が活用できる場合、それが子育て世代にとって大きな助けとなることは間違いありません。

もちろん、制度導入にはさまざまな課題や議論もあるのだろうと思います。それでも、急速な少子高齢化が進む中では、子育て世代を支援し、地域全体の子育て環境を整備するために、新しい試みや制度の導入を試行錯誤しながら続けていくことが必要なのではないでしょうか。

 

感謝と称賛のあふれる職場、理想です。

中間管理職をしていて常に悩むのは、チームのメンバーがどのようにして気持ちよく仕事をしてもらえるかです。幅広い世代やライフステージ、多様な価値観のメンバーがいる中で、皆が同じ方向に向かって進む方法を模索しています。個々の競争心を煽るようなことは避けたいし、ギスギスした職場も避けたいですが、実際には理想通りにいかないこともあります。そんな時、この記事を見つけました。

感謝から始まる社内の活性化 - 日本経済新聞

記事には以下のような内容がありました:

- 近年の働き方の変化により、企業と社員とのエンゲージメントの在り方が模索されている。

- 社員同士が「称賛しあう」ことで、日々の仕事のやりがいや誇り、仲間や会社への愛着心を育むことができる。

- ある企業では、エンゲージメントの低下に対処するために、全社員参画でパーパスとバリューを策定し、バリューを体現する行動をした人に感謝や称賛を贈りあうシステムを導入した。

- 別の企業では、関係性の希薄化とコミュニケーション不足が課題であったが、メンバー同士で感謝や称賛を贈りあうシステムを導入することで、社内のコミュニケーション活性化に成功した。

- 感謝や称賛の贈りあいを通じて、ポジティブな気分が行き渡り、事業上の成果につながることが期待される。組織文化として感謝や称賛が形成されている企業では、従業員が気持ちよく働ける。

 

このアプローチは素晴らしいと思いました。感謝と称賛の文化を育む職場は、理想的です。中間管理職という立場でできることは限られますが、少しずつでもこの方向に向かって改善していけるように考えて行動してみることにします。

感謝

 

介護への向き合い方

親の介護に直面してから、私は介護についての情報を積極的に探し始めました。本やネット情報、さらにはnoteやSNSなど、様々な情報源から得た知識は、私にとって貴重なものとなりました。

最初は介護が大変なことばかりだという印象を持っていました。しかし、様々な情報に触れる中で、介護に携わる方々の想いや優しさ、そして一般的な事務職の会社員が経験することのできない介護の日常での高齢者との交流やエピソードに触れることで、介護に対する私の見方が変わったのは問違いありません。


介護の現場においては、介護する人、される人の温かさや助け合いの精神が垣間見え、それが介護というものに対する新たな視点を与えることとなったのです。


ここ数ヶ月だけでも私自身、介護というものにより真摯に向き合うようになったと思います。今はこれからも続くであろう母の介護を通じて得られる貴重な経験や学びを大切な人生のひとときとするとともに、介護というものを積極的に学んでいきたいと思っています。

介護は大変な側面もありますが、その中には感動や学びが詰まっていることを教えていただいた方々に感謝したいと思います。

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仲良し親子の落とし穴:距離感を大切にする

私は、親子関係は仲が良い方が良いと思っていますが、日経新聞の記事によれば、仲が良すぎるのも問題があるようです。

 

仲良し親子、「同質化」で子に負担 - 日本経済新聞

 

記事のは次のような内容でした。

- 「仲良し親子」が増加しているが、その中には「同質化」が進み、子どもが負担を感じる可能性がある。
- 社会の成熟や共働き家庭の増加に伴い、「優しい親」が増加。親子関係では気持ちよく過ごすために互いに調整し、波風を立てずに過ごす傾向がある。
- 仲良し親子は反抗期が抑制されがちで、友達関係でも同調的で承認を求め合う。しかし、同質化が進むと、子どもが本来持つ意思を抑制し、親を安心させる責任を抱え込んでしまう。
- 親の不安定な信頼や過度なコントロールが、子どもに「ダブルバインド」を生む可能性がある。これが共振状態を引き起こし、子どもが本音を言いにくくなる。
- 「仲良し親子」の陥りやすい落とし穴に対処するためには、親子は別人格であるとの意識を持ち、親の忙しさや夫婦の不満を子どもにぶつけないことが重要。

【親子でも適切な距離感を】
「仲良し親子」化に伴う問題点
●親が2つの矛盾したメッセージを子に送ってしまう
→子が不安定になる要因に
「いい子」は親の意図を積極的に取り込もうとする
→子が自分の意志を育む機会を失い、親を安心させる責任まで抱え込んでしまう
●「理解し合う」を超え「同質化」し、共振状態が起きる
→思春期以降の子にとって負担になる「家では『いい子』、外で発散」という逆転現象が起きる
→親は子の本当の姿に寄り添えず、子は外で社会性を育めなくなる

落とし穴に陥らないための3つの注意点

1.親子で異なる人間だと意識した声がけをする
→子にべったり寄り添うのではなく、少し離れることも大事

2.忙しさからくる余裕の無さを子にぶつけない
→忙しくて余裕がないときは、「〇時に終わるから話を聞かせて」など、子どもが遠慮せずにすむような言葉を添える

3.夫婦の不満を子にぶつけない
→夫婦の問題は夫婦で解決し、子を巻き込まないようにする

 

やはり適度な距離感が大切ということのようです。私も気をつけないといけないポイントがありました。みなさんはどうですか?

看護学生のエントリーシートが輝く!実習経験と成功体験、就活のリアル

大学生の娘に教えたい記事でした。

 

【就活のリアル】実習の経験、強みに 3年生までに体験学習を:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO79165590S4A310C2EAC000/

 

- 医療系大学での就活面接指導に基づく記事
- 特に看護学科の学生のエントリーシートが素晴らしいと評価
- 学生たちの奉仕の精神や献身的な姿勢、他者への思いやりに感嘆
- 病院実習での経験が強みとなるエピソードが紹介
- お風呂嫌いな患者への温かい対応や歯磨きが苦手な子供への工夫が成功体験として挙げられる
- 実習での成功体験はエントリーシートにおいて非常に有益
- サークルやアルバイトの経験も看護の仕事につながる良い取り組みと認識
- 他の大学や学部の学生にも普遍的な参考になると述べられている
- 志望先の仕事につながるエピソードが重要視され、実習のあるゼミや学外の活動への参加が有利とアドバイス
- 大学選びの際、早い段階で方向性を決め、それにつながる体験学習が重要との強調

「脳は何歳になっても成長する」──年齢による物忘れや脳の低下は、実は脳の使い方に左右されています。

 

 


50歳になり、物忘れや記憶力の低下を感じることがありますが、これは脳が同じ使い方に慣れすぎているからで、加齢によるものではないという記事を見かけました。

 

脳は50代以降も成長 10代と違う特性、覚え方に生かそう:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD147TM0U3A710C2000000/


脳内科医の加藤俊徳氏によれば、脳が老化するかどうかは使い方次第。脳の細胞同士を結ぶネットワークは、何歳になっても成長していく可能性があるそうです。


学生時代と同じ学び方ではなく、大人脳に適したアプローチが必要です。大人脳は様々なエリアを刺激することで活性化し、成長。また、脳は日常の使い方や経験によって形成され、その個性が発達します。特に、新たな刺激がないと脳は活性化せず、成長も望めないといいます。


コロナ禍では生活が大きく変化し、刺激の不足が続いています。この刺激不足が脳の働きの低下につながり、憂うつな気分や孤独感が増加しているとの報告もあります。しかし、新たな刺激を取り入れることで、脳の凝り固まった状態をほぐし、意欲を取り戻すことが期待できると加藤氏は語っています。


50歳になった私にとっては希望の持てる内容でした。


記事のポイントは次のとおりです。(chatGPTに手伝ってもらいました。)

- 「脳は何歳になっても成長する」─ 加齢に伴う物忘れや脳の低下は脳の使い方に依存する。

- 40〜50代以降、物忘れや記憶力の低下は脳のマンネリ化によるもので、老化よりも脳の使い方に起因する。

- 脳は適切な働きかけを受ければ、何歳になっても成長する可能性があり、80代や90代でも成長が見られる。

- 脳は成長過程で学生脳から大人脳へと進化し、異なるアプローチが必要。大人脳は幅広いエリアを刺激することで活性化し、成長する。

- 脳は日々の使い方、環境、経験によって形成され、個性を持つ。白質の太さや細さが脳の使用頻度に反映される。

- コロナ禍での生活の変化が脳への刺激不足に繋がり、脳の働きの低下に寄与。特に刺激の少ない生活は脳の省エネ化を引き起こす。

- 刺激不足による脳の働きの低下はうつ病と関連があり、新型コロナウイルス禍後に憂うつな気分や孤独感が増加したとの報告がある。

- 脳の凝り固まりをほぐし、意欲を取り戻すためには、脳にさまざまな角度から新たな刺激を与えることが重要。

- 脳の成長には脳細胞の数だけでなく、細胞同士をつなぐネットワークの発達が重要で、脳の成人式は30歳とされている。

- 学生脳は丸暗記が得意で、大人脳は意味を理解してから記憶する「意味記憶」が得意とされている。

- 年齢を重ねると脳のルートが多様化し、意味のある記憶が重要になる。

- 脳の特性は次の3つ

【脳の特性1】脳には複数の「脳番地」があり、バランスよく使うことが重要

【脳の特性2】脳にはよく使う「高速道路」と「一般道路」があり、偏って使うとどちらもサビる

【脳の特性3】脳は飽きっぽい。好きなことばかりやりがたり、ご褒美があると頑張れる

- 脳の使い方によっては認知症予防につながり、脳の成長力は学習や新しい経験を通じて維持できると説かれている。