さらひと☆一期一会

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宇宙飛行士の山崎直子さんのJAXA宇宙航空研究開発機構退職

つくばの街並 - 写真素材
(c) yOU(河崎夕子)ストックフォト PIXTA


宇宙飛行士の山崎直子さんのJAXA宇宙航空研究開発機構)退職について報道されています。
報道では、山崎さんは1996年、宇宙開発事業団(現JAXA)に入った。同機構退職で宇宙飛行士を引退し、今後は母校の東京大学で研究生として宇宙工学の研究を続ける予定とのことです。 

Yahoo!ニュースでのコメントを見ると、賛否両論、分かれているようです。

宇宙飛行士の育成には、以下の引用のとおり1人数億円がかかっているそうで、宇宙に行って帰ってきて、これからというタイミングで退職したことへの批判なのだと思います。

以下、JAXAタウンミーティングからの引用です。

<日本人宇宙飛行士の費用について>
参加者:日本の宇宙飛行士は、一人育成するのにどの位の予算を実際は使っているんですか。
矢代広報部長:今ヒューストンに、宇宙飛行士が6人おります。年間でNASAに支払われるお金は、訓練費、その他諸々で、一人頭3千万円ぐらいです。その他に、星出宇宙飛行士それから山崎宇宙飛行士、古川宇宙飛行士の3人の一番新しい宇宙飛行士は、彼らがJAXAに採用されて、日本で基礎訓練をやったり、そういう国内費用もかかっています。一人が採用されてから飛ぶまで何年かかるか決まっているわけではないので、長く待ったり、割と早く5、6年で飛ぶ人もいるので何とも言えませんけれども、今のお金で言いますと、数億はかかっていると言えるかと思います。

個人の判断は当然尊重されなければなりませんし、個々の事情は当然ありますが、公的な立場に在る方、特に有名な方はどうしても批判の的になってしまいます。

私個人としては、出産が理由であれば休職したうえで、それまでJAXAに戻って活躍してほしかったというのが正直なところです。

ただ、過酷な仕事であったであろう宇宙飛行士という職業が重く負担になることもあるようですので、一概に個人を責めることは筋違いなのかもしれません。

Wikipediaの「宇宙飛行士」の項を見ても、宇宙飛行士が地球に帰還してから苦労することも多いようです。女性や母親、さらに出産となれば、なおさらです。

宇宙飛行士と精神衛生
精神医学を専門とするカリフォルニア大学のニック・カナス教授は、ニューヨーク・タイムズ紙(2007年2月7日付)で、以下のようなことを指摘した。
「宇宙から帰還した飛行士の中には、長年の目標を失い、一種の“燃え尽き症候群”に陥る人がいる」
「彼らは(訓練のおかげで)宇宙でのストレスにはうまく対処はするが、飛行の後の(地上での)現実にはうまく適応できなくなる事例がある。また、感情や人間関係の問題については、いつも上手に対処できるというわけではない」
燃え尽き症候群の例としては、アポロ11号で人類として初めて月に到達したエドウィン・オルドリンは地球帰還後に鬱病をわずらったことが挙げられる。 また、感情や人間関係の問題に必ずしも上手に対処できるわけではない例としては、リサ・ノワックの事例がある。

無重力の影響
宇宙飛行士は重力の影響を受けない環境に長期間さらされるため、任務を続ける間、身体にさまざまな変化が現われてくる。多くの場合、それは地上へ帰還した際に不都合を招くものとなる。

宇宙線の影響
宇宙空間では、宇宙線により健康上極めて重大な障害を受ける可能性がある。また、その観点から各種防護対策が必要である。

退職後、無事に出産され、今後さらに活躍されることをお祈りしたいと思います。