さらひと☆一期一会

何事も一期一会。日々の生活の中での人やモノ、情報との出会いを忘れないよう、ブログにしたためていきたいと思います。

転換期の経営理念と人員削減・・・東京新聞コラム欄から

世界的な金融危機の影響から、日本企業での派遣社員や契約社員などの大規模な人員削減が報道されています。

CSR、企業の社会的責任はどこに行ったのかと思うほど、なりふり構わないリストラに驚くばかりですが、それだけ今回の金融危機が深刻だということなのでしょうか。

新聞の論調も批判的なものが見受けられるようになってきていますが、東京新聞のコラム欄「筆洗」リンク切れの場合はこちら)で、1995年からの「失われた10年」を乗り切った経営者の言葉が紹介されています。

(出典は、経営評論家の片山修さんの著書amazon:人を動かすリーダーの言葉、肩書きはインタビュー当時のものとのことです。)

トヨタ自動車奥田碩(ひろし)会長。<今、流行の「リストラすれば企業の競争力が上がる」という主張には、二つの重要なポイントが欠落しているといえます。その一つは、「人間尊重」。すなわち、あらゆる経済活動の中心にあるのは人間だという素朴な信念です>
キヤノン御手洗冨士夫社長。<初代社長に就任した御手洗毅は、従業員が安心して幸せに暮らせる会社をつくりたいという思いで経営しました。今日まで、この理念をずっと通してきましたが、何の不都合もありません>
▼シャープの町田勝彦社長。<人を辞めさせない、何としても雇用を守ってみせるという強い意志を、経営の歯止めとして明確にしておくことです。安易な人員削減に流れてしまったら、経営に対しても甘くなってしまう>

いずれの言葉からも、経営における「人」の大切さ、従業員に対する責任が感じられます。

「人」を大切にできない会社と日本社会の今後が気になって仕方がありません。


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