今日の朝日新聞天声人語の話題は、日経平均株価が7000円を切り、東証1部の時価総額から1年で約300兆円が飛んだこと。
その中で引用されている詩の一節が印象的だったので、書き記しておきたいと思います。
ドイツの詩人シラーは「時の歩み」をこう詠じた。〈未来はためらいつつ近づき、現在は矢のように速く飛び去り、過去は永久に静かに立っている〉
時間のことを絶妙に言い表していて印象に残りました。
シラーは、ベートーヴェンの交響曲第9番の原詞で有名な方なのですね。
不勉強でした。
フリードリヒ・フォン・シラー CommentsAdd Star
出典: wikipedia:フリードリヒ・フォン・シラーヨーハン・クリストフ・フリードリヒ・フォン・シラー(Johann Christoph Friedrich von Schiller、1759年11月10日 - 1805年5月9日)は、ドイツの詩人、歴史学者、劇作家、思想家。ゲーテと並ぶドイツ古典主義(Weimarer Klassik)の代表者である(初期の劇作品群はシュトゥルム・ウント・ドラング期に分類される)。独自の哲学と美学に裏打ちされた理想主義、英雄主義、そして自由を求める不屈の精神が、彼の作品の根底に流れるテーマである。青年時代には肉体的自由を、晩年には精神的自由をテーマとした。彼の求めた「自由」はドイツ国民の精神生活に大きな影響を与えた。
劇作家として有名だが、ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付き」の原詞で最もよく知られるように詩人としても有名。彼の書く詩は「ドイツ詩の手本」として、今なおドイツの教育機関で教科書に掲載され、生徒らによって暗誦されている。
日本では、古くは「シルレル」あるいは「シルラー」とも表記された。