さらひと☆一期一会

何事も一期一会。日々の生活の中での人やモノ、情報との出会いを忘れないよう、ブログにしたためていきたいと思います。

「妻が浮き彫りにしてくれた問題を、力を合わせて改善してほしい。安心して赤ちゃんを産める社会になることを願っている」

東京都内で8つの病院に救急搬送を断られ、脳内出血で亡くなった妊婦の夫の方が記者会見で語った言葉だそうです。

この事件では、最終的には受け入れた都立墨東病院を含めて8つの病院に救急搬送を断られた末に、赤ちゃんは無事だったものの、奥様は亡くなってしまいました。

その後、病院の受け入れ態勢の不備などが指摘され、大きな問題に発展したのですが、ここにきて、夫の方が記者会見を行ったという報道です。

関係の記事を読み、この方の言葉を知り、涙が出ました。
この方の言葉は、澄んでいて、心に迫ってきます。報道されている言葉を、書きとめておきたいと思います。

  • 「医療が発達している東京で、なぜ受け入れてくれる病院がないのか、やり切れない思いだった」
  • 「のど元過ぎれば忘れるのではなく、具体的な目標を持って改善に向かってほしい。何かが変われば『これを変えたのはおまえのお母さんだよ』と子供に言ってあげたい」
  • 搬送要請で、医師は頭痛が尋常でない状況を伝えていたことについて、「伝わらないはずがないと思うが、誰も責める気はない」
  • 最初に断った同病院の当直医について「墨東病院の当直医が傷ついて病院を辞め、産科医が減るのは意味がない。今後も産科医としての人生を責任もってまっとうしてほしい」
  • 当初受け入れを断った墨東病院に対しても、奥様が亡くなる日に、保育器に入ったままの赤ちゃんを連れてきて奥様の腕に抱かせてくれて、親子水入らずの短い時を過ごせたことで、「墨東病院の医師も看護師も本当に良くしてくれた。彼らが傷つかないようにしてほしい」
  • 妻はベビー用品を用意したり「パパが帰ってきたよ」とおなかに語りかけたり、赤ちゃんを楽しみにしていた。「信頼できる、優しい人だった」。

医療・行政の関係者はもちろん、父親として社会人として私自身も何かできないか考えてみたいと思います。

最後に、心から奥様のご冥福をお祈りいたします。
生まれてきた赤ちゃんには、立派なお父さん、お母さんの子供として、立派な人生を歩んでほしいと心から願っています。

お産の安全と産科医不足トピックス - Yahoo!ニュース

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安心して生める社会に=「誰も責める気ない」−死亡妊婦の夫が会見