さらひと☆一期一会

何事も一期一会。日々の生活の中での人やモノ、情報との出会いを忘れないよう、ブログにしたためていきたいと思います。

お父さんがお前にあげたいもの・・・詩人吉野弘さんの『奈々子に』の一節


3月27日の東京新聞のコラム欄「筆洗」は、18歳の男が見ず知らずの男性をホームに突き落とすという全く許すことのできない事件を取り上げ、親としてかみしめていたい一節として、詩人吉野弘さんの『奈々子に』の一節を紹介していました。

▼またもなぜ…の二文字が頭の中を駆けめぐるが、今回は詩人吉野弘さんの『奈々子に』の一節を紹介したい。眠っている娘に父親が語りかける。<お父さんが/お前にあげたいものは/健康と/自分を愛する心だ。>と
▼なぜかといえば<ひとが/ひとでなくなるのは/自分を愛することをやめるときだ。/自分を愛することをやめるとき/ひとは/他人を愛することをやめ/世界を見失ってしまう。>とつづられている。親としては今こそ、かみしめていたい一節だと思う。

私も娘を持つ親として、この詩は心に重くのしかかってきました。

犯人の父親は、記者会見に応じて謝罪するとともに、これまでの子育ての仕方にも言及しているようです。

この父親を責めることは簡単です。

しかし、私自身、1人の父親として、娘に「人として大切なこと」を教えられるだろうか。
自問自答してみると、答えは「まだまだ」でした。

吉野弘さんのように端的に表現できませんし、ましてや、先日紹介しました、限られた時間の中で自分の娘に伝えることを本にした故テレニン晃子さんのように、伝えたいことをまとめることもできません。

改めて私の至らなさを実感し、娘が人の道に外れるようなことがないよう、「娘に伝えたいこと」をしっかりと考え、伝えたいと強く思いました。

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