さらひと☆一期一会

何事も一期一会。日々の生活の中での人やモノ、情報との出会いを忘れないよう、ブログにしたためていきたいと思います。

向き合うことの大切さ。〜町田宗鳳さんの「向き合う人生」を読んで。

先日このブログでも書きました冊子「抜萃のつづり」に掲載されていた町田宗鳳さんの「向き合う人生」を読みました。

元々は読売新聞の2007年4月18日の「こころのページ」に掲載されていたもののようです。町田宗鳳さんは、広島大学大学院教授でいらっしゃるようですが、詳しいことは存じ上げませんでした。

町田さんは、家庭崩壊に悩む家族からの相談を受けているそうですが、子供の問題が起きている家庭では、両親のうちのいずれかが、子供と正面から「向き合って」いないことを感じると書いています。

さらに、文中では、家庭問題に限らずあらゆる対立は「向き合う」ことから顔をそむけていることから生じているといわれるのです。

「向き合う人生」を読み、私自身を振り返ってみると、何か嫌なことがあったり、苦手な人と仕事を進めなければいけない場合、さらには、家族のことで何か問題が起こったりしたときでさえ、自然と避けようとしてしまっていました。

確かに、町田さんが言われているように、避けることで何か問題が解決するかといえば、いったんはその問題から避けることはできても、本質的な解決にはならないケースが多いように思います。

町田さんの「向き合う人生」を読んで、「向き合う」ことは時に辛いこともありますが、それに耐えながら向き合おうとするだけでも、自分自身にとってはプラスになるのだと思えるようになりました。

最後に、私の心に残った(残しておきたい)部分を紹介したいと思います。

なにか嫌なこと、困難なことに出くわしたとき、その最良の解決方法は、それに「向き合う」ことしかない。「災難に逢ふ時節には災難に逢ふがよく候、死ぬ時節には死ぬがよく候、是はこれ災難をのがるる妙法にて候」と言ったのは、良寛である。

私も「向き合う人生」を生きたい、そう思わせてくれる文章でした。